1.ディベートって?

  ディベートっていったいなんじゃらほい??ってことで、イミダスで調べてみると・・・・・
イミダス'92/p1453
Q) ディベート : 討論のテクニック。1つの論題に対して肯定側、否定側に分かれて説得性を競う言葉のスポーツ(UQ

んーーー・・・よくわかんないですね。言葉のスポーツって(笑) もうちょっと詳しく説明いたしませう。

2.ディベートの種類

 2.1)実社会ディベート

法廷ディベート・・・・弁護士VS検察官
アメリカ大統領選挙でのディベート・・・アメリカでは、選挙前に必ずキャンペーンでディベートを行い、それを見て市民は投票します。

リンカーン・ダグラスディベート
2.2)アカデミックディベート
トーナメントディベート
オーディエンスディベート

 ややこしいですね。私たちが今行っているのは2)のトーナメントディベートです。つまり「政策を問題にし、何らかのルールと試合形式に従った学習的・教育的ディベート」なのです。特徴としては、得られた合意は何にも影響をおよぼさないこと、ロジックの教育のために作られていることがあげられます。もちろん英語でするので、いやでも英語能力が身につきます。最近特にディベート教育の声が高まってきており、企業でも研修にとりいれているところがほとんどです。

3.政策ってどんなことを話すの??

  半年に1回お題(proposition,resolution)が変わります。このお題は全国統一です。

2001年度(前期)・・・憲法問題「憲法9条を変えるべきか」
2001年度(後期)・・・司法問題「素人の裁判制度を導入すべきか」
2002年度(前期)・・・国籍問題「国籍取得を緩和すべきか」
2002年度(後期)・・・医療問題「医療目的のためにクローン胚の作成と使用を緩和すべきか」
2003年度(前期)・・・教育問題「教科書検定を廃止すべきか」
2003年度(後期)・・・環境問題「炭素税を採用すべきか」
2004年度(前期)・・・国際問題「アジア共通通貨を導入すべきか」

 などなど社会ネタが多いですね。いろいろな問題について調べるからたくさん知識もつきます。

4.ディベートってどうやるの??

 2対2で1つのお題について肯定側と否定側に分かれて討論し、第3者であるジャッジさん(勝ち負けを判定する人。他大学の4回生または卒業生)を説得するゲームです。

 試合会場で黒板をみると、真ん中に”Resolved: That Japan ....”と話す内容のResolutionが書いてあります。
今期は「日本・中国・韓国および全ASEAN加盟国は,自国通貨を廃止し,共通通貨を採用すべきである」です。
AFF、NEGとは、それぞれAffirmative(肯定側)、Negtive(否定側)の略です。
AFFはResolution,共通通貨を採用を肯定すべきであるという意見を述べます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ディベートの進め方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1st Aff constructive speech (8分)
Cross examination time (質疑応答) (4分)
1st Neg constructive speech (8分)
Cross examination time (4分)
2nd Aff constructive speech (8分)
Cross examination time (4分)
2nd Neg constructive speech (8分)
Cross examination time (4分)
1st Neg rebuttal speech(5分)
1st Aff rebuttal speech(5分)
2nd Neg rebuttal speech(5分)
2nd Aff rebuttal speech(5分)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まあ、こんな感じです。すぐ慣れます。このように持ち時間が限られているのでディベータは早口なのです。いいたいことがいっぱいあるからね・・・

5. ディベートで得られるもの

スピーチ力(プレゼンテーション能力)・・・ジャッジさんにわかってもらえるように話さないと勝てない。
リスニング力・・・集中して、速い英語も聞き取れるようになる。
英作文能力・・・難しい分権を正確に英訳しないといけない。
パソコン能力・・・3の英訳を打ったり、リサーチに多々使用。
社会問題に対する知識・・・賢くなる。
論理的思考能力・・・短時間で論点を見抜き、意見をまとめ、反論する能力がいやでもつく。他セクと比べて最も重視しているセクションでしょう。
責任感・・・しらないうちに身についてる。
礼儀・・・ジャッジさんと話すときとか。
体力
友達・・・同志社や京大はもちろん、北九州や早稲田、上智の友達もできる。
いろんな場所にいける・・・東京とか九州とか東北も…。
協調性・・・2人1組なので仲良し
トロフィー・・・ついでに賞状と商品も。
勝利への執着心・・・はまるととことんはまる。勝敗があるので燃える。
 いかがでしょうか?この4年間で何か1つ身に付けようといきこんでいるそこのあなた!!こんなすばらしいものを身につける機会を見過ごして後悔しないよう、ディベセクに入りましょう。

6.ディベートセクション年間スケジュール

2月:春スタディー
3月:KIDLキャンプ(2泊3日)
   NAFA教育ディベートコンテスト(関西)
4月:KUELディベートコンテスト(全国大会、東京)
   春KIDL(関西)
5月:JNDT(関西予選、決勝)
   Jr.KIDL(2回生、関西)
6月:KESSA-Tournament(関西予選、決勝)
   EAST-WEST(全国大会)
   SEED(2回生、関東)
7月:DLFI(2回生、関西)
8月:夏スタディー
   KESSA キャンプ(2泊3日)
9月:SIDT(上智杯、全国大会)
   SIDT Freshman(一回生、関東)
   秋KESSA(2回生、関西)
10月:FLDT(1回生、関西)
    KAEDE(全国大会、東京)
    NKT(全国大会、関西)
11月:All Japan ディベートトーナメント(関西予選、全国予選、決勝)
    FIDL(福岡)
    KESSA For Freshman(一回生、関西)
12月:NATAT (関西予選、決勝)
    KID(1回生、神戸)   
    Jr.DLFI(1回生、関西)


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